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■  XOOPS で作る WWW サイト記事
@2002-06-27 16:18 (21292 ヒット)by nobu

XOOPS は、いろいろな機能を持った WWW サイト (ポータルサイト) を構築するフリーソフトウェアです。この LBI のサイトを作るためにも利用しており、Linux サーバなどがあれば手軽にサイトを作ることができます。

この記事では実際にどのような手順を踏めば XOOPS を動かすことができるのか紹介します。

まずは、ベースとなる Linux をインストールしましょう。XOOPS 自体は、特に OS に依存するものではなく、apachephpmysql といったソフトウェアが動作しているプラットフォームなら何でも動作します。

ディストリビューションも何でもよいのですが、ここでは Redhat Linux 7.3 をサーバ (Web サーバ) としてインストールしました。OS の導入が済んだら、追加で XOOPS で必要なモジュール php4 および mysql を追加インストールします。OS インストール時にカスタム設定で選んでおいてもよいでしょう。

    # rpm -i php-4.1.2-7.rpm
# rpm -i php-mysql-4.1.2-7.rpm
# rpm -i mysql-3.23.49-3.rpm
# mysql-server-3.23.41-3.rpm
ついでに再起動時に httpd, mysqld のサービスが起動するように設定 (/etc/rc.d 以下のシンボリックリンク) しておきます。

導入が済んだらプロセスの起動します。サービスの設定をしていれば OS 自体を再起動しても OK です。
    # /etc/init.d/mysql start
# /etc/init.d/httpd start
以上で、XOOPS に必要な基本ソフトウェアの準備ができました。続いては XOOPS のインストールを行います。

XOOPS は XOOPS Officical Site からダウンロードすることができます (2002/6/25 現在の最新は RC3.0.2)。配布ファイルを適当なディレクトリ (ここでは /home) に展開します。

XOOPS を動作するように設定するには、展開ディレクトリ以下の html/ ディレクトリを WWW へ公開するように設定すればできあがりです。
    # tar xfzC /pub/distfiles/xoops_v1_rc3.tar.gz /home
# cd /var/www
# mv html html.old
# ln -s /home/xoops_v1_rc3_0_1/html .
ここではシンボリックリンクを使って公開ディレクトリを変更していますが、/etc/httpd/conf/httpd.conf の設定で指定することもできます。

次に展開ファイルのアクセス権を修正します。これは、XOOPS の基本的な設定事項を WWW からの動作で保存できるようにするためです。(修正し忘れるとインストーラが指摘してくれます)
    # cd /var/www/html
# chmod 777 modules/*/cache
# chmod 666 mainfile.php modules/*/cache/*
XOOPS は、PHP 言語で記述され、WWW のコンテンツ (Web の中身) データベースに格納します。このためデータベースには接続するため適当なユーザが必要になります。

mysql でのユーザの作成は、SQL のコマンド実行で行います。ここでは xoops@localhost として作成しています。
    # mysql
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO xoops@localhost
-> IDENTIFIED BY 'dbconnect' WITH GRANT OPTION;
残りの作業は WWW ブラウザを使って処理していきます。

次は XOOPS のデータベースの初期設定です。この処理は Web ブラウザで install.php を表示 (== install.php の実行) することで進めて行きます。具体的には URL として次のように入力すればよいだけです。
    http://作成サイト名/install.php
最初に導入スクリプトで使う言語の指定が要求されます。languagejapanese に指定して [Next] ボタンを押すと以降のメッセージは日本語で表示されるようになります。

次に XOOPS の設定フォームに必要な事項を記入します。





データベースユーザ名:xoops(先に SQL で作成したユーザ)
データベースパスワード: dbconnect ( 〃 )
データベース名: myXoops (適当につける)
後はデフォルトで OK

記入が済んだら [送信] ボタンを押します。

以降は、入力確認がありますので順次確認して進んでください。

次のステップは XOOPS のサイトで使う管理者アカウントの指定です。初期設定が済んだら以降の設定はこのアカウントを使って行うことになります。
管理者ユーザ名webmaster
管理者メールアドレスwebmaster@xxxx.xxxxx.jp
管理者パスワード******

最後に shell に戻って運用向けにアクセス権の設定しなおしと導入スクリプトの無効化 (or 削除) をしておきましょう。
    # chmod 644 mainfile.php
# mv install.php install.php-
以上でインストール作業は完了です。以降の設定はすべてブラウザ上で行うことができます。

 それでは早速サイトの設定を行ってみましょう。
    http://作成サイト名/
にアクセスすると XOOPS サイトのトップページが表示されます。先ほど作った管理ユーザでログインします。Login フィールドで Nickname と Password を指定して [Login] ボタンを押します。

XOOPS は国際化されているので、言語を設定するだけで日本語に切り替えることができます。まずはサイトを日本語で扱えるように設定してみましょう。

設定ページには、Web ページ上で [Administration Menu] のアンカーをクリックします。次に [System Admin] → [Preferences] で設定ページを表示します。日本語を指定するには、Default Language の項目で Japanese を選択してください。指定が済んだら一番下までスクロールして [Go!] のボタンをクリックします。

以上の操作でメッセージ類が日本語で表示されるようになります。同様の操作で様々な機能を設定していくことでいろいろな機能を利用することができます。たとえば[モジュール管理] のページから設定することで掲示板 (フォーラム) や記事掲載などさまざまな機能を追加できます。

ページをどのような見栄えにするか、テーマを選ぶことでいろいろと変更できるのも XOOPS の楽しいところです (配布サイトにはテーマがたくさん用意されています)。さあ、後は、実際にコンテンツを詰めるあなたの腕の見せどころです。


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